日本美容皮膚科学会に参加してきました。 (2018-08-04)

猛暑の続く中、東京国際フォーラムまで出かけてきました。
日本皮膚科学会の分科会的な学会としてスタートした会ですが、
今年で36年目になり会員数も2500名と大きな学会となっています。

私が入会した20年以上前はまだ美容という分野が皮膚科の中でも
異端視されているような時代で、小さな会場で少人数の会でした。
こんな大きな会場に1000名以上の参加者とは隔世の感があります。

しかしこの会場は私のような田舎者にはいささか厳しいというか、
会場が有楽町側になっている事に気づかずタクシーを東京駅側で
降りてしまい、炎天下を500mも移動せねばなりませんでした(笑)

開催規模や運営費の事情もあるでしょうが、次回からは是非とも
参加者に優しいホテル開催にしていただきたく思います。

まあそれはともかく、学会の内容は年を重ねる毎に有意義かつ
高度な内容に進化していて、学ぶ事が盛りだくさんな会です。
しいて注文をつけるとしたら一般演題のポスター展示がない事。
これだけ多彩なテーマが存在するにも関わらず教育講演や各種
セミナー以外の一般演題が全て口演では効率が良くありません。

発表される先生方には申し訳ないですが、一般口演はレベルに
かなりのバラツキがあるので、自分に必要な演題だけ効率よく
チェックできるポスター展示は不可欠な存在と思います。
是非とも他の学会同様に一般演題は全てポスター展示という
方針に変更していただけたらと改めて感じました。

ところでこのような美容系の学会では企業展示を観て回るのも
大変有意義で楽しい時間となります。
様々なメーカーの最新機器を同時に手に取って説明を受けて
ディスカッションするなどこういう機会を逃したらありません。
レーザーおたくにはおもちゃ屋さんに解き放たれた子供状態(笑)
楽しい時間を過ごす事ができました。

※写真は某メーカーの方からメールで送られてきたものです。
 お仕事を終えた後のリラックスした姿ですので誤解なきやう(笑)

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