10月19日から20日に浜松で開催された日本レーザー医学会総会に参加してきました。
レーザー医学の黎明期で、まだいかにレーザーというものを医療に応用できるか模索の段階である1980年に第1回が開催されたという事で、今回が40回目の総会という事でした。1980年というと私がまだ医学部に入学する1年前ですから、当時この学会を立ち上げた方々はいかに先見の明があったかと感心させられます。
私が関係する分野は皮膚科・形成外科領域のレーザー治療ですが、その他にも現在ではほぼ全ての診療科でレーザー医療が導入されており、普段接することのない診療科領域での話が聴講できることも自分の医療の幅を広げるという見地から有意義な体験となります。
また自分の診療と関係の深い領域においては、さまざまな新しい知見を得ることができ、福岡からは空路名古屋経由で新幹線乗り継ぎと少々遠方で不便な場所ではありましたが、苦労して出かけただけの甲斐があった週末でした。
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